宮崎県日南市の油津商店街です。この辺りは飲食店が立ち並ぶエリアです。まず地面を見ていただくと、隆起しているのがわかります。赤いテープが貼られていて、危険であることを示しています。

商店街を進んでいきますと、地震発生から6時間半ほど経過した午後11時ごろ、このお店の看板が落下しました。「ガシャーン」という、ものすごい音でした。当時、このあたりを歩いている人はおらず、けが人はいないという事ですが、揺れがおさまってからも、こうした二次被害にも注意が必要です。

この地震で宮崎県内には一時津波注意報が発表され、これまでに宮崎港で50cm、日南市油津港で40cmの津波を観測しました。

また日南市で80代の女性が倒れてきた本棚で頭を切るけが、20代女性が避難しようとして自宅で転倒、右肩を脱臼したということです。県内では少なくとも4人がけがをしているということです。

宮崎市では建物が一部が倒壊、建物の中には男性が取り残されていましたが、救助され、けがはなかったということです。

今回初めて南海トラフの臨時情報が出されましたが、市民の反応・受け止めは・・・
「怖い、建物の対策をしっかりしないといけない」などと話していました。

県内では、午後10時時点で104人が避難所に避難しているということです。

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