8日、宮崎県で発生した震度6弱の地震では、これまでに宮崎県などで15人のけが人が確認されています。

宮崎空港からテレビ西日本・中村優志記者が中継でお伝えします。

発生した地震の影響で、8日は宮崎を発着する10便が欠航となりました。

さらには10日から3連休ということもあり、9日朝、国内線搭乗窓口には長蛇の列が並んでいました。

大阪からきた女性は、「飛行機がきのう飛ばなかったので、急遽ホテルを取って大変だった。初めての震度5弱で怖くて夜も寝られなかった。急いで(チケットを)取ったのでなんとかなった」と話しました。

そして、10日からは3連休ということもあり「これから家族で息子の結婚式に東京に行くが、地震の影響で親族のお墓が崩れていて、本当に心配です」という声も聞かれました。

今回の地震の影響で、空港内では、エスカレーターが動かなくなった箇所など損壊した部分もあります。

ただ、業者の方や空港スタッフで復旧作業を進めている状況で、午前11時半時点では宮崎空港を発着する便に欠航の予定はないということです。

一方、東海道新幹線は、南海トラフ地震で震度7が一部区間で想定されているため、三島駅から三河安城駅の間の上下線で、今後1週間程度、最高速度を従来の285kmから230kmに落として運行をしています。

お盆期間は運行する列車が多く、遅れが拡大する見通しです。

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