秋田県横手市の市立横手病院で睡眠導入剤を盗み、書類送検された50代の女性看護師が、8日付で停職6カ月と降格の処分を受けた。

停職6カ月と管理職ではない主任への降格処分を受けたのは、市立横手病院・看護科の50代の女性看護師。

女性看護師は3月、自ら服用する目的で病院の薬剤保管庫から睡眠導入剤を盗み、その後、窃盗の疑いで横手区検察庁に書類送検され、不起訴となった。

横手病院は「不起訴だが職員自身は事実を認めている。自覚や適性が欠けているといわざるを得ない」としている。

女性看護師は8日付で退職願いを提出し、受理された。

なお、管理監督責任が不十分だったとして、病院は女性の上司にあたる薬剤管理科長を訓告、総看護師長を厳重注意とした。

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