愛媛県警の本部に所属する男性巡査部長が今年3月に酒気帯び運転し、停職3カ月の処分を9日に受けました。この警察官は依願退職しました。
停職処分を受けたのは、県警本部に所属する30代の男性巡査部長です。
県警監察官室によりますと、男性巡査部長は今年3月16日午後7時半頃から翌日午前2時頃までの間、3軒の飲食店でビール1杯とハイボール14杯程を飲んだあと軽乗用車を運転。途中で車を停めて眠っていて、午前5時頃に「車が道路に止まっている。運転手は寝ているようだ」と通報され、検査で酒気帯び運転の基準の呼気1リットルあたり0.15ミリグラム超のアルコールが検出されました。
男性巡査部長は9日、酒気帯び運転の疑いで松山地検に送検されるとともに停職3ヵ月の処分を受け、この日に依願退職しました。
県警の小玉英次首席監察官は「飲酒運転の撲滅に取り組むなか、警察への信頼を揺るがしかねない行為をし誠に遺憾。職員への指導を徹底し信頼回復に努める」としています。
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