8月8日初めて「巨大地震注意」とする南海トラフ地震臨時情報が発表された。福島県内でも改めて備えの確認が求められている。

宮崎県の日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震がきのう発生し、宮崎県で最大震度の6弱を観測。
気象庁は、初めて南海トラフ地震臨時情報を発表し、「巨大地震注意」を呼びかけた。
気象庁の担当者:「南海トラフの想定震源域では、新たな大規模地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まっている。わずかですが、高まっていると考えられます」

過去の事例では、マグニチュード7以上の地震が起きた後、一週間以内にマグニチュード8級以上の地震が数百回に1回程度の確率で発生。実際に…2011年にはマグニチュード7.3の地震が起きたその2日後に東日本大震災が発生していた。

巨大津波の発生などにより犠牲者が32万人余りに上るとされる南海トラフ巨大地震。福島県内での津波は想定されていないが、地震は最大震度4を観測するとみられている。

今回の「臨時情報」を受け県の担当者は…。
福島県災害対策課の渡邉啓晃主幹は「備蓄品の用意ですとか、避難する場所のご確認とか、ご家庭内の家具の固定についてお願いしているところです」と話した。

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