10日、福岡県北九州市で、まっすぐに立てないほど酒に酔って車を運転し、道路の側壁や対向車に衝突する事故を起こした77歳の男が現行犯逮捕されました。

小倉北警察署によりますと、10日午後1時半ごろ、北九州市小倉北区赤坂で、普通乗用車が、下り坂になった道路の左側の側壁に衝突したあと、反対車線に飛び出して対向車に接触しました。

この事故で、接触された車の女性が、軽いけがをしている模様だということです。

この女性からの通報で駆け付けた警察官が、普通乗用車を運転していた男を調べたところ、まっすぐ立てないほど酒に酔った状態で、呼気から基準値の5倍を超えるアルコールが検出されたため、酒酔い運転の現行犯で逮捕しました。

逮捕されたのは、北九州市小倉南区の無職・濱崎新生容疑者(77)です。

調べに対し濱崎容疑者は、「焼酎を飲んだ」などと話していますが、飲酒運転で事故を起こしたことについては、「全く覚えていません」と否認しているということです。

小倉北警察署は、飲酒の経緯などを詳しく調べています。

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