日航機墜落から39年を前に用意された空の安全を祈る灯籠(11日、群馬県上野村)

日航ジャンボ機墜落事故が12日で発生から39年となるのを前に、現場となった御巣鷹の尾根(群馬県)の麓を流れる神流川で11日、遺族らが灯籠を流した。犠牲者に鎮魂の祈りをささげ、空の安全を祈った。

墜落時刻の午後6時56分が近づくと、「安らかにお眠りください」などのメッセージが書かれた発光ダイオード(LED)をともした灯籠約200個が川面に浮かべられた。

遺族らでつくる「8・12連絡会」のメンバーらが参加。次男の健ちゃん(当時9)を亡くした美谷島邦子事務局長(77)は「『今年もここに来られたよ』と伝えたい」と語った。

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