8月11日、富士山を下山していたアメリカ国籍の親子のうち、8歳と12歳の女児が疲労で歩けなくなり、山岳遭難救助隊に救助されました。

8月11日午後10時20分頃、富士山須走口下山道の6合目から5合目の間で、アメリカ国籍の8歳と12歳の姉妹が疲労から体調不良を訴え、母親が近くを通りがかった登山者を通じて「娘が吐き気と寒気を訴えていて歩けない」と警察に助けを求めました。

通報を受け、警察や消防の山岳遭難救助隊が現地へと向かい、姉妹を背負って5合目まで搬送しました。

姉妹にケガはなく、吐き気や寒気などの症状も軽かったため病院には搬送せず、2人は母親と共にふもとまで下山しています。

警察によると3人は頂上から下山する際、本来は富士吉田口に向かうべきところ、道を間違え須走口方面の下山道に入ってしまったということです。

3人はいずれも富士山に登るのは初めてで、スニーカーに薄手のシャツという軽装でした。

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