16日にも関東上陸の可能性があるという台風7号について、最新の進路予想をお伝えします。

14日には暴風域を伴って小笠原諸島に接近した後、15日には強い勢力に発達してさらに北上し、16日に勢力を維持しながら関東を直撃する恐れが出てきています。

警報級の大雨や暴風高波・高潮になる可能性があるので、早めの備えが重要です。

2024年のお盆休みは、南海トラフ地震への備えから始まり、加えて台風への備えも必要ということで、まさに“備えのお盆”となっています。

千葉県のホームセンターを取材すると、家具の転倒防止グッズなどの防災グッズが売れていて、パックご飯は「1家族当たり2点」と購入が制限されていました。

この週末に神奈川・横浜市内の一部の店舗で水がなくなるといった現象もあったということです。

実際に、東日本大震災の被災者の方が「なくて困ったもの」の一覧を見ると、医薬品、携帯トイレ、食料品などが並ぶ中、1位は水だったといいます。

そんな中、水道水についての警視庁の投稿が話題となっています。

水道水は塩素の効果で、雑菌などの繁殖を抑えるために常温で3日、冷蔵庫で10日ほど飲み水として保存ができるということで、水道水をペットボトルにためておくだけでも備えにはなるということです。

ただし、浄水器を通した水というのは塩素の効果が弱まるため、長期保存には向いていないといいます。
さらには、飲む時には菌が繁殖しないように、口をつけずに飲むように注意する必要があります。

このように、慌てて商品を買い占めるのではなく、身近なものを使った対策もできるということです。

さらには地震、台風となると停電が起きる可能性もあります。

その際、懐中電灯が必要になりますのが、いざ使おうとしたときに電池がないこともあるかもしれません。

そういった場合の対処法も、実は警視庁がSNSに投稿しています。

例えば、使用するのに乾電池が3つ必要な懐中電灯でも、3つのうち1つにアルミホイルを丸めたものを代わりに入れることで使用できるようになります。

ただし、これは正規の使用方法ではないので、あくまでも緊急時の方法ということで覚えておくと便利です。

こういった情報を少しずつ知っておくだけでも、何かあった時に役に立つ場合があります。

台風は事前に備えておくことができますので、携帯の充電について考えておくだけでも備えになるかもしれません。

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