6月の大雨で川が氾濫し、3年連続で浸水被害に見舞われた静岡県磐田市の豊岡地区で8月8日に会合が開かれ、住民が県や市に即効性のある対策を要望しました。

6月28日の線状降水帯による大雨で、磐田市では上野部川が氾濫し、周辺の豊岡地区は3年連続で浸水被害に見舞われました。

地元の自治会連合会が初めて開いた懇話会では、被災した住民たちが県袋井土木事務所や磐田市の担当者に被害の状況などを伝えました。

住民からは「水害が起きた原因が示されていない」「水の流れを考えてほしい」などと即効性のある対策を求める声が挙がりました。

参加した住民:
3年間の浸水被害でみんな疲弊しきっているので、一刻も早く安心して住める地域を作ってもらいたい

磐田市自治会連合会 豊岡支部
石川好三 支部長:
なかなか気が付かないことを言ってもらえて良かったという声も(行政から)聞いているので(懇話会の)狙いができた

県や市は今回住民から出された意見や要望について対応を検討し、9月初め頃に回答する予定です。

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