8月12日に岩手県内を通過した台風5号の被害が県内各地で出ています。

台風5号による大雨の影響で大槌町の大槌湾では、広い範囲に流木などが流れ込んでいて漁船が操業できない状態になっています。
町によりますと、撤去が済むまで1週間ほどかかる見通しです。

一方、田野畑村の北山浜では、クジラの死がいが打ち上げられています。

クジラの第一発見者 平坂忠三さん
「びっくりした、突然こんな大きいのがあるから。コンブ・ワカメ・ウニにも影響あるかどうかが心配」

打ち上げられたのは12日とみられ、村では台風の影響も考えられるとしています。
撤去は来週以降の予定です。

また、14日、宮古市の刈屋川周辺では警察が近くに住む89歳男性の捜索を行いました。

県によりますと、男性は台風5号が県内を通過した12日の夕方、帰宅した家族が不在であることに気づいたということで、台風との関連は分かっていません。

14日午後6時時点でも発見には至っておらず、警察が情報を募っています。

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