事業所の指定取り消し処分を受けた障害者グループホームを運営する「恵」が、名古屋市緑区の施設について、市内の別の法人に譲渡する方針であることがわかりました。
食糧費の水増しや報酬の不正請求が発覚し、愛知県や名古屋市などから行政処分を受けた「恵」は、今後順次、全国の施設で運営ができなくなります。
このうち、最も早く2024年8月末に運営ができなくなる緑区の「グループホームふわふわ」について、「恵」が市内に本社を置く介護サービス事業会社「ケアサポート」に事業譲渡する方針であることが分かりました。
ケアサポートは市内を中心に老人ホームなどを運営する会社で、市は指定に向け運営体制を確認するとしています。
指定が認められれば、現在の利用者は緑区の施設でそのままサービスを受けられることになります。
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