台風7号は16日にも関東を直撃するおそれがあり、交通各社は減便や運航中止の対応を打ち出しています。

JR東海は、台風7号の接近にともない、東海道新幹線で、東京 - 名古屋駅間で、16日の始発から終日運転を取りやめると発表しました。

名古屋 - 新大阪駅については、1時間に上下2本ずつ程度と本数を減らして運行するということです。

また、JR東日本も16日昼から17日の昼にかけ、東北新幹線などで運行を取りやめる可能性があるとしています。

空の便にも影響が出ています。

全日空と日本航空は16日、羽田や成田を発着する便を中心に、国内線あわせて471便の欠航を決定したと発表しました。

一方、NEXCO東日本などは16日、高速道路の一部区間が通行止めになる可能性があるとして、最新の情報を確認するよう呼びかけています。

台風7号は14日午後9時現在、小笠原諸島に最も接近していて、その後、北上を続ける見込みです。

16日には暴風域をともなって、強い勢力で関東を直撃するおそれがあります。

関東地方では最大瞬間風速60メートルの猛烈な風が予想されていて、暴風や大雨などに厳重な警戒が必要です。

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