福島県への最接近は?雨風が強まる時間帯は?台風7号の注意すべきポイントを、福島テレビの斎藤恭紀気象予報士が解説する。

<斎藤恭紀気象予報士の解説>
今回の台風は非常に珍しく、予報円を見てみると接近前に発達する。945hPaと非常に強い。ただ幸いなことに、福島県ではこれが上陸あるいは通過することはない。
ただ渦は強い。この渦に近い浜通りで大雨に。中通り、浜通りで強風に見舞われるおそれがある。
最接近は、16日夜遅くから17日未明なので、このタイミングが最も風雨が強いということになる。
16日は、浜通りの自治体からレベル3・高齢者等避難や、レベル4・避難指示など出る可能性もあるので、自治体からの情報も気をつけてください。

<接近前に確認を!役立つサイト>
1:「重ねるハザードマップ」
土砂災害や、洪水のリスクのある場所がひと目でわかる。自治体が開設する「緊急避難場所」の位置も掲載されている。雨がひどくなる前に、避難経路も確認するようにしてほしい。
2:「キキクル」
いざ雨が強くなった時に確認したいサイトで、ほぼリアルタイムで”現在の”その場所の「土砂災害」のリスクを知ることができる。切迫すると紫・黒などで表示される。
3:「川の水位情報」
河川の状況が確認できるサイトで、印を押すと川の水位がどう変化しているかを確認できカメラマークを押すと川を捉えたライブ映像もみることができる。

さらに自治体が発表する「避難情報」にも注意し、すぐに避難できる用意を。

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