非常に強い台風7号の影響で、お盆のUターンラッシュに影響が出ています。

　新千歳空港では航空機の欠航が相次ぎ、北海道新幹線は振り替えた利用者で混雑しています。

台風7号接近で影響

　非常に強い勢力で関東に接近している台風7号。

　この影響で新千歳空港では8月16日、羽田や成田などを結ぶ114便が欠航となっています。

　欠航便からの振り替えなどで、全日空や日本航空では東京行きの便は8月20日まで、ほぼ満席となっています。

　航空会社の出発カウンターは手続きをする人で混雑しました。

　「天候調べ中で、まだスタンバイ。帰りが頓挫している」（東京から墓参に来た人）

　「帰省先が実家だったので、とんぼ返り。仕事は本当はあすから。上司に連絡したら『仕方がない』と」（東京から帰省した人）

空の便から陸路へ切り替えも

　空の便の乱れから急遽、陸路に切り替える人も。

　「JR新函館北斗駅です。窓口はチケットを求める利用客で混雑しています」（斉藤 健太 記者）

　北海道新幹線を使って東京方面に向かおうとする人の姿が目立ちました。

　「新千歳空港から帰る予定だったが、搭乗する航空機が欠航になった。レンタカーは新千歳空港で返却予定だったが、新函館北斗駅まで伸ばした」（東京へ戻る人）

　「飛行機で東京まで行って新幹線で愛知県へ戻りたかったが、どちらも欠航と運休で困っている。新幹線でひたすら立って帰る」（愛知県へ戻る人）

交通機関 今後の見通し

　JRの公式サイトによりますと、新函館北斗駅から東京方面への新幹線は8月18日までほぼ満席だということです。

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