静岡県内でも特殊詐欺の被害が後を絶たない中、裾野警察署は8月15日、金融機関などで市民にチラシを配りながら注意を呼びかけました。
裾野署の管内では7月からの1カ月半で2023年の1年間に確認された被害件数と同じ6件の特殊詐欺事件が起きていて、被害金額は500万円近くに上ります。
このため、15日は署員や地域のボランティアが裾野市内の金融機関を訪れた高齢者などに特殊詐欺の手口を説明しながらチラシを配り、被害が疑われる時には警察などに相談するよう呼びかけました。
裾野署 生活安全課・山田仁志 課長:
犯人は様々な切り口でアプローチしてくる。電話でお金の話が出たら詐欺を疑ってほしい。絶対に現金を渡さない・振り込まない。大切な財産を守ってほしい
裾野署では裾野市や長泉町と連携し同報無線を使った注意喚起をするほか、詐欺に警戒するよう住宅や事業所への巡回連絡を強化する方針です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。