政府は8月15日、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」の呼びかけを終了すると発表しました。今回は備えや避難場所などの確認が呼びかけられ、静岡市の放課後児童クラブでも対応について再確認や見直しをしました。

静岡市清水区の「駒越児童クラブ」。

施設のある清水駒越小学校の児童62人を受け入れています。

村田彬 記者:
児童クラブの周辺には海抜1.5mとの表示があります

小学校は県の被害想定で津波浸水想定区域になっていて、地震が起きた際は小学校の屋上に避難することになっています。

駒越児童クラブ・田京真由美 支援員:
子どもたちを安全に上に避難させることが最優先なので、まず大人が先頭に立って3人体制でやっているので真ん中、一番後ろに大人がいて子供達の人数を確認しながら上に行く

児童クラブは校舎の1階にあるため、巨大地震注意の発表を受け支援員は子供たちを速やかに誘導できるよう避難にかかる時間や経路での注意点などの確認をしました。

駒越児童クラブ・田京真由美 支援員:
(屋上まで)目標は5分と思っていますがなかなか難しいです。とにかくケガなく親御さんに(子供を)返すことが児童クラブの使命、一番のことなので それができればいいなと

また、児童クラブでは備蓄してある水や食料の消費期限や個数を改めて確認するとともに、マスクやガーゼが入った非常用の持ち出し袋やヘルメットなどを点検したということです。

特別な注意は15日で終了しましたが、今後は避難訓練の回数を増やすなど子供たちの命を守るための体制を強化していく方針です。

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