「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席され、手話であいさつする秋篠宮家の次女佳子さま=東京都千代田区で2024年8月18日午後0時39分(代表撮影)

 秋篠宮家の次女佳子さまは18日、東京都千代田区内で「第41回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」に出席された。約5分間、手話であいさつ。能登半島地震で被災した耳が不自由な人が手話で情報提供を受けて安心したエピソードを紹介し、「手話を含むさまざまな言語、聞こえないこと、聞こえにくいこと、自分とは異なる背景や状況に対する理解が深まることを願っています」と伝えた。

 コンテストでは、全国から選ばれた高校生10人が手話でスピーチし、手話を通じた出会いや学び、将来の夢を伝えた。佳子さまは発表を見守り、両手をひらひらとさせる手話の拍手を送っていた。

 コンテストは手話や福祉教育への理解の広がりを目指し、一般財団法人「全日本ろうあ連盟」などが主催。佳子さまは2021年から非常勤嘱託職員として連盟で働いている。【山田奈緒】

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