新千歳空港ではさみが紛失し、保安検査が一時中断して航空機の欠航や遅延が相次いだ問題で、空港を管理する北海道エアポートは19日、紛失を通報した売店内ではさみが見つかったと発表した。
紛失は17日に判明。北海道エアポートによると、はさみは18日午前に売店の従業員が発見した。はさみは鍵付きの保管庫に入れ、使用するごとに出していた。詳しい経緯は調査中としているが、「店舗従業員による保管・管理体制が不十分で発生したと認識している」とコメントした。公表が1日遅れた理由については、発見者へのヒアリングや確認などに時間を要したという。
トラブルの影響で出発と到着の合計で36便が欠航、201便が遅れた。Uターンラッシュが重なり、多くの利用客がターミナルビルに滞留した。〔共同〕
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