北海道室蘭市で8月16日、住宅が焼け男女3人が死亡した火事で、焼け跡から油の成分が検出されていたことが分かりました。

 16日、室蘭市絵鞆町3丁目の渡部清秋さんの住宅が焼け男女3人が死亡しました。

 この家には渡部さんと80代の妻のほか50代の長男が同居していて、死亡したのはこの親子とみられています。

 寝室がある住宅西側の焼け方が激しく、関係者によりますと焼け跡から油の成分が検出されていたことが分かりました。

 死因は高齢男性は焼死、高齢女性は窒息死で、中年の男性は一酸化炭素中毒死でした。

 現場や遺体の状況などから警察は3人の内いずれかが放火した可能性も視野に調べを進めています。

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