東京・板橋区の道路で車の間を縫うように迫ってきたバイク。
撮影者は、ノーヘル、スマホ操作など少なくとも5つの交通違反の可能性があるわが物顔の危険な運転を目撃していました。

バイクが現れたのは、14日の午後4時過ぎ。
ウィンカーをつけずに車線変更し、撮影者の車を追い越します。

同時に、左手でポケットから取り出したのはスマホ。
「ながらスマホ」でバイクを運転するドライバーの頭はヘルメットをかぶっておらず、耳にはイヤホンをつけていました。

一歩間違えると悲惨な事故になりかねない危険な運転です。

また、前に出たバイクをよく見るとナンバープレートがついていない上に、赤信号にもかかわらず、車の間をすり抜けて信号無視したまま走り去っていきました。

専門家によると、少なくとも5つの交通違反に当たる可能性があるというこのドライバー。罰則はどれほどになるでしょうか。

交通法規に詳しい高山俊吉弁護士によると、「ウィンカーがないというのは点数を1点で、反則金は6000円になります。それから、スマホの所持禁止違反3点で1万5000円が反則金。ヘルメットの未装着は1点で反則金はありません。それから、ナンバープレートの番号表示義務違反、これは2点で反則金はありません。それから信号無視もありますが、これは2点で、そして反則金は7000円になります」ということです。

また、「イヤホンの装着も周囲の状況が聞こえない状態で運転した場合は違反になる可能性がある」としています。

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