きのう8月19日は語呂合わせで「バイクの日」です。長野県内各地で事故防止の啓発が行われました。件数・死者数とも2023年より増えていて、警察は「スピードの出し過ぎ」に注意するよう呼びかけています。

警察の呼びかけ:
「死亡事故多いので気を付け行ってください」

19日、上田市菅平高原の国道沿いの駐車場で行われた交通安全啓発。呼びかけの対象はバイクのライダーです。8月19日の「バイクの日」に合わせて、県内各地で啓発が行われました。

東京から:
「峠(走るの)好きなので、ゆっくり制限速度で走るように心がけています」

長野市から:
「(気を付けてることは)スピードの出しすぎ。無理な追い越しなどですかね。まずヘルメット。上着はこれプロテクターとか入っていますので。転んだ時に最小限けがしないように」

県内では今年、バイクが絡む事故が158件(+22)発生し、死者6人(+2)、けが人は146人(+21)に上り、いずれも2023年より増えています。

旅行マインドの回復などで県内に訪れる人が増えていることが背景にあるとみられ、今月4日には、ツーリングで人気の長和町の通称「ビーナスライン」で、バイク同士の正面衝突の事故があり、男性1人が死亡しました。

県警によりますと、過去5年間に発生したバイクが絡む死亡事故のうち、交差点での衝突が半数を占め、カーブを曲がり切れず対向車との衝突も3割に上るということです。

上田警察署・伊藤伸一交通課長:
「山間部の、特にカーブですね。カーブ等を曲がり切れずに対向進出して正面衝突してしまうような事故も増えております。慣れない道を走るわけですので、スピードの出しすぎ、道路形状をよく確認して、安全な速度で走行していただければと思います」

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