超高層ビルがそびえ立つ東京・西新宿の夏の風物詩となった新宿三井ビルディング会社対抗のど自慢大会が21日、始まった。「会社員の夏の祭典」として知られ、参加者は自慢の歌とパフォーマンスを披露する。今年は過去最多の106組が参加。21、22両日の予選を勝ち抜いた20組が23日の決勝に進む。
のど自慢大会は1975年に会社間の親睦を深めてもらおうと始まり、コロナ禍で中止となった2020~22年を除き毎年開催されている。歌やパフォーマンスのレベルも高く、テレビ番組でたびたび取り上げられ、ビル関係者以外の観客も多く駆けつけている。
ビル敷地内の屋外ステージでは紙吹雪の代わりにシュレッダーで細断された紙片が舞い、同僚たちが手製うちわなどを手に熱い声援を送った。【山下俊輔】
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