峠のハイキングを楽しむ男女。
上り坂でカメラが捉えたのは、猛スピードで坂道を下ってきた車をとっさによける瞬間です。
現場は大阪・東大阪市にある峠道。
バイクのライダーが自分の登る様子を収めようとカメラを設置しました。
登ってきた夫婦が次の坂に差し掛かろうとしたその時、バックで現れた車がそのままガードレールに突っ込みました。
危うくはねられるところだった夫婦。
直前に気付いた夫は、とっさに妻をかばいました。
思いもよらない事態に出くわしてしまった撮影者のライダーは「あっ!と思って、反射的にバイクを止めて、車に駆け寄った。5人乗っていた。わー、きゃーと悲鳴が上がっていた」と当時の状況を語ります。
撮影者によると、ドライバーは40代とみられる女性で、乗っていたのは2歳くらいから10代とみられる子供4人。
大きなけがはなさそうだったといいます。
実は事故が起きたこの場所は「暗峠」と呼ばれる国道。
最も傾斜がきついところの角度は37度で、“関西一の酷道”ともいわれ、観光名所にもなっている場所でした。
カメラの設置直後には、事故を起こした車が急な坂を上る姿が。
坂の途中で何らかのトラブルがあったとみられます。
撮影者は「よくそこで車がスリップしたり、バイクがこけたり、しょっちゅう事故が起きている」と話しました。
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