日本大学ラグビー部で2022年、新入部員が上級生から大麻のようなものを吸うよう強要されたと訴えている問題。

大学側に説明を求めた一部の保護者に対し、当時の競技スポーツ部長は「1対1のやり取りで証人がいない」と説明していました。

一方で、元部員は「1対1ではない。僕の友達もいた」と証言していて、元部員と大学側で話が食い違っています。

元部員のことをよく知る保護者らは、「最初の時点で第三者が厳しくヒアリングすることが大事。(コーチがヒアリングをした場合)『やってないよな』という聞き方になる。そうしたら(部員も)『はい』となる。真実をちゃんと調査してないで、学内で収めようとしているのが問題」「大麻はどこから入手したのかうやむやになっている」などと話しています。

一部の保護者は、大学側に調査が不十分だったとして警察に捜査を依頼するよう促していたといいます。

大学側の調査は、果たして適切だったのか。

FNNの取材に対し日本大学は、「強要事案があるとは認識していない。警察には2023年8月末の外部調査委員会の報告書を渡している」としています。

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