8月22日早朝、北海道東部の標茶町で、乗用車がシカを避けようとして道路から逸脱する事故が発生し、運転手の男性がケガをしました。

 「車はこちらの道路に飛び出してきたシカを避けようとして路外に逸脱しました。木に衝突した跡が残っています」(田中 うた乃 記者)

 事故が発生したのは標茶町内の道道で、22日午前3時40分ごろ、厚岸町方面から来た乗用車が対向車線を越えて路外に逸脱し、木に衝突しました。

 消防などによると、この事故で運転手の男性が胸の痛みを訴え、骨折などの疑いで病院に搬送されました。

 男性は仕事に向かう途中で、シカを避けようとして路外に逸脱したと話しています。

 現場は片側1車線の緩いカーブで、警察が事故の詳しい原因を調べています。

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