東京・中目黒の人通りの多い歩道で、歩行者を押しのけて歩道を走るタクシーが目撃されました。
8月18日のお昼ごろ、人通りの多い歩道でタクシーが走行していました。
タクシーは右のウィンカーを出しながらゆっくりと進み続けていました。
当時の様子を目撃した撮影者は、「何人もの歩行者の方が慌ててよけて、(タクシーは)もう全然、何食わぬ顔です」と振り返ります。
タクシーは、一体どこから歩道に現れたのでしょうか。
現場を取材したところ、タクシーは狭い路地から歩道に入ったとみられていますが、実はこの脇道は、近隣住民にとって“あること”で有名な場所でした。
すると取材中、脇道に入ってきた別のタクシー。
車1台がやっと通れるほどの細い道をバックしていて、「道を間違えてしまった」といいます。
近隣住民は、こうした姿を毎日目撃していて、「頻繁ですね。1日(の中で)戻るっていう人は、見かけない日はないぐらい」「(バックする車)4、5台はあるんじゃないかな」と話していました。
この間違いやすい道が、あのタクシーが歩道を走行したワケにも関係していました。
この道、一部のナビのマップで見てみると大通りの山手通りにつながっているように見えますが、実際は車道の手前にガードパイプがあり、山手通りにはつながっていないのです。
そのため、バックで戻らず車道に出るためには、強引に歩道を走り抜けることになるのです。
今回、歩道を走行していたタクシーの会社は「イット!」の取材に対し、「その道で乗客を降ろし前進したところ、ガードレールで通り抜けられなかった。細い道をバックして事故になるのが怖かったため、歩道を走行してしまった」と答えていて、再発防止に努めるとしています。
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