拉致問題の早期解決を目指す市町村長の会が8月22日、総会を開き、次の首相には拉致問題解決への気概を見せてほしいという声が挙がりました。

拉致問題の早期解決を目指し、新潟県内の全ての市町村長が参加する「市町村長の会」。

冒頭、会長である二階堂新発田市長が語ったのは、9月に行われる自民党の総裁選についてです。

【市町村町会 会長 二階堂馨 新発田市長】
「10人も総裁に立候補される方がいるけれども、誰一人として『拉致問題は俺なら解決できる』とひと言も言ってくれない」


日朝首脳会談の実現を目指したものの、道半ばで退陣することとなった岸田首相。

【市町村町会 会長 二階堂馨 新発田市長】
「この拉致の問題はどなたが首相になろうとも、国家の主権が侵されている。否めない事実。『この拉致問題は解決させます』そのぐらいの気概を言ってほしい」

このように述べ、次の首相に対し、拉致問題解決への強力なリーダーシップを求めました。

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