福島第一原子力発電所で、事故後初めて予定されていた燃料デブリの取り出し作業は、22日の着手に失敗し、再開の時期は未定です。

福島第一原発2号機では、事故で溶けた燃料などが冷えて固まった“燃料デブリ”の試験的な取り出し作業に22日、事故後初めて着手する計画でした。

パイプを5本つなげてロボットを投入することになっていましたが、そのパイプをつなぐ順番が間違っていることが判明。

ロボットの投入ができず、22日の着手に失敗し、再開の時期は未定です。

東京電力の担当者:
実際に間違った理由が本当に協力企業の作業員なのか、それとも違う理由があるのかを現在確認しているところ。

燃料デブリの取り出しは廃炉の最難関とされていて、今回は2週間かけて3グラム以下を試験的に取り出す計画です。

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