富山市の80代の女性が、警察官や検事を名乗る男らに870万円あまりをだまし取られる特殊詐欺の被害にあいました。

今年6月、富山市の80代の女性宅に東京の警察官や検事を名乗る男から、「あなた名義の通帳と携帯電話を暴力団が持っていた。あなたを共犯として調べる必要がある」などと電話があり、女性は個人情報や口座番号を教えました。

その後、検事を名乗る男から「調査のために、全ての資金を銀行口座に集める必要がある」などと言われ、配達されたキャッシュカードの口座に複数回にわたり878万円あまりを振り込みました。

7月初旬、検事を名乗る男から「まもなく捜査が終わるので、元の口座に返金する」と電話がありましたが、一向に返金がなく不審に思った女性が警察に相談し被害が発覚しました。

富山市内では、警察官や検事を騙る同様の手口で70代の女性も被害に遭い警察が注意を呼びかけています。

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