尾道市で妻を殺害した疑いで24日送検された男について、警察は一方的な思い込みによる不満が動機の可能性があるとみて捜査していることが捜査関係者への取材で分かりました。
殺人の疑いで送検された尾道市向東町の無職・沖本幸俊容疑者(40)は今月2日、自宅で妻の直子さんを刃物で複数回突き刺すなどして殺害した疑いが持たれています。
沖本容疑者は「妻を傷つけてしまった」と自ら警察に通報。一方で警察の調べに対し、「認否については黙秘します」と供述しているということです。
また沖本容疑者は、事件の直後に自宅近くで女性2人を殺害しようと車ではねたとして殺人未遂の疑いで逮捕されています。
捜査関係者によりますと、沖本容疑者はこの女性2人に対して一方的な不満を募らせ犯行に至ったとみられていて、警察は妻の殺害についても同様に一方的な不満が動機だった可能性があるとみて調べています。
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