北海道函館市で開催された「モルック」の世界大会で、フランスのチームと対戦する兵庫県の「明石モルック倶楽部」の選手(中央)ら(25日午後)=共同

北海道函館市で25日、北欧フィンランド発祥のスポーツ「モルック」の世界大会決勝戦が行われ、兵庫県明石市の「明石モルック倶楽部」がフランスのチームを破って初優勝した。日本モルック協会によると、日本のチームが世界大会で優勝するのは初めて。

モルックは地面に置かれた12本の木製ピンをめがけて木の棒を投げ、倒した本数(1本の場合はピンに書かれた1〜12の数字)が得点となる。2チーム以上で対戦し、先に50点ちょうどになれば勝ち。

決勝は4セット先取で争われ、明石モルック倶楽部が4勝2敗で制した。表彰式でメダルや金箔を貼ったモルックセットが贈られ、メンバーの室屋拓さん(24)は「日本開催で優勝できてめちゃくちゃうれしい。チームワークを発揮できた」と笑顔で語った。

大会は23日から3日間の日程で開催され、国内外から643チーム、計約3200人が参加した。〔共同〕

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