強い台風10号は、当初より西寄りのコースとなり、28日水曜から29日木曜にかけて、九州に上陸する可能性が出てきました。

スピードが遅く、影響が長引く恐れがあり、厳重な警戒が必要です。

強い台風10号は、今後、発達しながら早ければ27日の夜遅くに、鹿児島県の奄美地方に最も接近し、28日から29日にかけて、九州南部に上陸する恐れがあります。

その後、30日金曜の予報円の中心は大阪付近を通り、31日土曜は新潟付近となっていて列島を横断するようなコースとなっています。

台風のスピードが遅いため、影響が長引く恐れがあります。

予想される最大瞬間風速は、九州南部や奄美地方で、27日は45メートル、28日は60メートルなど、暴風となっています。

また、27日朝までの予想降水量は、東海で150mm、近畿で120mm、台風が接近する前から、暴風や大雨に警戒が必要です。

九州では台風10号に備え、港に係留していた漁船を陸揚げしている様子も見られました。

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