3年前、北海道苫小牧市で大型トラックと白バイが衝突し、白バイの警察官が死亡した事故で、札幌地方裁判所はトラックの運転手に、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
北海道砂川市の無職・谷口訓被告は2021年9月、苫小牧市の道道交差点を大型トラックで右折した際、対向車線を直進していた白バイと衝突。
白バイの男性警察官を死亡させたとして、過失運転致死の罪に問われています。
これまでの裁判で検察側は、谷口被告が右折の際注意義務を怠ったと指摘。
一方、弁護側は高速で近づいてくる白バイの存在を予見することは不可能だったとして、無罪を主張していました。
8月29日の判決で札幌地裁の吉戒純一裁判長は「右折の際に運転手の基本的な注意義務を怠り、死亡事故を起こした過失は重大」として禁錮1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
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