関西学院大学のアメリカンフットボール部に所属する選手が日本代表の遠征で大麻を含む製品とみられるものを使用したとして、処分されたことがわかりました。

日本アメリカンフットボール協会によると、関西学院大学アメフト部に所属する5人の選手が、20歳以下の日本代表のカナダ遠征の際に、重大な規律違反を行ったとして、協会に処分されました。

このうち選手1人については、大麻を含む製品とみられるものを所持し、使用したことを理由に日本代表に選抜される資格を無期限停止とされ、協会は関西学院大学に当該選手の無期限活動停止を勧告したということです。

協会は、他の選手4人はその他の規律違反が認められたため、1、2年間の日本代表選抜資格停止かつ厳重注意とし、うち1人についてはさらに関西学院大学に当該選手の6カ月間の対外試合出場停止を勧告しました。

この問題について関西学院大学は30日午後に会見を開き説明するとしています。

関西学院大学アメフト部は、「FIGHTERS(ファイターズ)」の愛称で知られ、日本選手権(ライスボウル優勝)1回、学生日本一(甲子園ボウル優勝)34回を誇る名門です。 去年の甲子園ボウルでも優勝し、大会初の6連覇を成し遂げています。

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