白馬中学校では2年生およそ80人が災害時の避難所生活について学びました。

日本赤十字社:
「トイレ1日我慢してくださいって言われても無理だもんね」

こちらは段ボール箱で作った簡易的なトイレ。凝固剤や新聞紙を活用し、いかに清潔を保つかを学びました。

生徒:
「災害があっても、避難所で助け合っていけるようにしたい」

白馬村は過去に最大震度6弱の神城断層地震や、大雨による土砂災害の被害を受けています。観光客や外国人移住者も多いことから、防災学習に力を入れてきました。

こちらはゴーグルをつけると、足元が浸水して見える「AR浸水体験」。40cm浸水した設定ですが、かなり歩きにくそうです。

体験した生徒:
「足元が全然見えない、実際はもっと足が重たいと思う。できるだけ早く避難したい」

白馬中学校・中村和彦校長:
「身をもって体験して自分事にしないと深まっていかないので、いろいろな体験を生かして、(村を)引っ張っていってもらえるようになってほしい」

いつどこで起きるか分からない災害。台風10号が近づく中、生徒たちは真剣に学んでいました。

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