仙台市太白区の八木山ベニーランドで、4月12日、運転中のアトラクションから、装飾品の一部が客席に落下したことを受け、23日、園内の遊具の一斉点検が行われました。

八木山ベニーランドでは、4月12日、海賊船のアトラクション「パイラット」の運転中に、高さ2.7メートル幅2.5メートルの人形などの装飾品が客席に落下しました。けがをした人はいませんでした。落下の原因は部品の経年劣化と見られています。

これを受け、園内で23日、職員が遊具の一斉点検を行いました。点検は職員26人が3つのエリアに分かれて行いジェットコースターでは、レールをハンマーで叩いて、劣化や損傷がないかを確認しました。

また、観覧車では装飾品に取り付けられているボルトやナットが緩んでないかなどを点検しました。

八木山ベニーランド 八木充幸園長
「これまで以上に気を引き締めて、お子さまをはじめお客さまに安心安全に利用していただけるよう一層努めてまいりたい」

ベニーランドでは毎年、冬の休業期間中に法定点検を行っていますが、前回の点検では、装飾品が落下した遊具に異常はなかったということです。園では点検マニュアルを見直し、必要に応じて点検を実施していくとしています。

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