台風10号は1日夜にかけて上陸する予想で、引き続き大雨に警戒が必要です。
激しい雨が降った東海地方を中心に被害が確認されています。

静岡市駿河区では、土砂崩れが発生し、ビニールハウスは壊れ、土砂が畑を覆っています。
畑の所有者は、「今初めて見た。ひどいね、なんでうちのとこだけ」と話しました。

また、伊東市の国道では1日朝、大雨の影響で桜の木が倒れているのが見つかり、通行止めとなっています。

岐阜・大垣市や池田町では、8月31日の大雨で道路冠水や床下浸水の被害が相次ぎました。

住民らは残った泥を水で流したり、今後の雨への備えを進めています。

台風10号はこのあと北上し、1日夜までに熱帯低気圧に変わる見込みですが、東海から近畿にかけて上陸する予想です。

引き続き、広い範囲で大雨に警戒が必要です。

東海道新幹線では、東京から三島駅間で安全の確認が取れたため、午前10時半ごろ、運転を再開しました。

2日は始発から通常通り運転する予定だということです。

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