カプコンは、2025年大阪・関西万博に人気ゲームシリーズ「モンスターハンター」を仮想体験できるコンテンツを出展すると発表した。参加者はカプコンが独自開発したAR(拡張現実)機器などを通じて、ゲームに登場するキャラクターや大型モンスターとふれあうことができるという。
コンテンツ名は「モンスターハンター ブリッジ」。大阪府市などが出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」内にあるエンターテインメント体験施設「XD HALL」に設置する。直径約12メートル、高さ約5メートルの空間内全体にモンスターハンターの世界が投影されるほか、立体音響や床振動などを通じて没入感高める仕掛けを施した。
8月29日に大阪市内で開いた発表会でカプコンの辻本良三専務は「カプコンの技術力と開発力を駆使してデジタルと現実がつながる世界を表現した」と説明。ゲーム好きと知られる俳優の波瑠さんは、開発途中のコンテンツを体験し「ゲームの世界に入った様な感覚を味わえた」と振り返った。
モンスターハンターは巨大なモンスターを狩猟するアクションゲーム。2004年に第1作が発売されて以降、シリーズの累計販売本数は全世界で1億本を超えた。【妹尾直道】
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