119番があった広島市のクリニック付近(2日午前)=共同

2日午前9時半ごろ、広島市中区のクリニックの職員から「薬剤を混ぜてしまい、塩素のようなものが発生した」と119番があった。消防によると、9人が体調不良となり、近くの病院で治療を受けている。病院は、治療中の全員に命に別条はないとしている。

広島市保健所によると、クリニックの職員から、透析の準備中に酢酸と次亜塩素酸ナトリウムを誤って混ぜ、ガスが発生したと報告があった。複数の職員が目の痛みやせきを訴えたという。

広島県警が詳しい原因や経緯などを調べている。現場は平和記念公園近くのクリニック。周辺には規制線が張られ、一時騒然とした。〔共同〕

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。