台風10号による突風で、宮崎市では900棟近い住宅への被害が明らかになっています。被害の実態把握が続く中、宮崎市の清山市長が現地を見て回りました。

2日午後、宮崎市の清山知憲市長は竜巻と見られる突風などの被害があった宮崎市の太田自治公民館周辺を見て回りました。
住宅街では、一見被害がないように見える建物でも窓ガラスが割れている状況を確認しました。
(清山市長)
「この新しいマンションのベランダが傷ついていますもんね」

屋根が剥がれた木造住宅の中も確認しました。

(太田南自治会 高橋龍次会長)
「水がたまって夜中にバサって落ちる。天井が…」

宮崎市役所には、被害の様子を見てほしいという声が寄せられています。

(オカファーアナ)
「宮崎市の清山市長、今被害にあわれた住民の方と直接お話をして、その被害の大きさなどについて聞き取っています」

視察を終えた清山市長は被害の実態が見えにくいと話します。
(清山市長)
「道路から見る限りでは家屋が残っているが屋根など上のほうへの損壊が大きい。状況を把握して支援につなげていきたい」
「災害ごみ、そして住めない方への一時避難所の支援、その先の住まいの支援が非常に重要」

この自治会では、掲示板や回覧板を使って支援制度などを住民に分かりやすく伝えることにしています。

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