「ロマンス詐欺」の被害救済をうたった広告会社に、弁護士名義を貸した罪に問われた男の裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。

弁護士の川口正輝被告(38)は、おととしから去年にかけ、恋愛感情を抱かせて金をだまし取る「ロマンス詐欺」の被害金回収をうたう広告会社に、自身の弁護士名義を貸した罪に問われています。

2日の初公判で川口被告は、起訴内容を認めた上で、「信頼を裏切ったことを大変申し訳ないと思います」と謝罪の言葉を述べました。

一方検察側は、川口被告の利益が1億2700万円にのぼっていたと指摘しました。

大阪弁護士会は8月、大阪地裁に川口被告の破産手続きを申し立てていて、確定すると、弁護士資格が失われます。

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