仙台市青葉区で橋の欄干に車が衝突する事故がありました。事故を起こした車両の運転手はその場からいなくなっていて、警察が行方を追っています。

事故があったのは仙台市青葉区郷六の県道31号線です。警察によりますと、9月2日午後11時半ごろ、広瀬川にかかる生瀬橋の欄干に乗用車が衝突したと、乗用車の前方を走っていた車を運転していた人から110番通報がありました。

現場は見通しの良い緩やかなカーブの先で、通報した人の話では、欄干に衝突した乗用車は通報者の車を追い越そうとして事故を起こしたということです。その後、通報した人が車を安全なところに止め、救護のため乗用車に駆け付けたときには車内に誰もいませんでした。

警察は運転手が車外に放り出された可能性も含めて、橋の下など周辺を捜索しましたが、手がかりは見つかりませんでした。警察は乗用車を運転していた人物が事故を起こした後、自らの意志で現場から逃げたとみて、行方を追うとともに事故原因を調べています。

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