香川県三木町

 香川県三木町井戸の3階建て民家に住む男児(5)が死亡した事件があり、香川県警は2日、遺体を司法解剖した結果、死因は首を圧迫されたことに伴う窒息死で、殺人事件と断定したと明らかにした。

 この民家1階で倒れていた男児の曽祖父(83)は死亡し、80代の曽祖母も病院搬送されている。家族以外が侵入した形跡がないことから、県警は曽祖父が事件に関わった可能性があるとみて調べている。

 県警高松東署によると、男児は鎌野唯颯(ゆら)さんで、3階で倒れているのが見つかった。1日午前7時ごろから約3時間以内に死亡し、ひも状のもので首を絞められた可能性が高いという。

 この家族は4世代5人暮らし。男児の祖母が外出先から帰宅した1日午前10時5分ごろ、曽祖父が倒れているのを見つけて110番した。【川原聖史】

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