福岡県警中央署は3日、福岡市中央区の70代男性がSNS(ネット交流サービス)型投資詐欺の被害で計約1億8000万円をだまし取られたと発表した。
署によると、男性は3月、SNSを通じて株の投資に詳しい日本人女性を名乗る人物と知り合い、投資グループに招待された。グループ内の日本人男性を名乗る人物から投資サイトを紹介され、サイト上に口座を開設。「指示する口座に振り込むと(サイト上に)開設した口座に(入金額が)反映される。タイミングを間違わなければ必ず利益が出る」などと誘われ、4月22日~8月19日、金融機関の複数の口座に35回にわたり計約1億8000万円を振り込んだ。
8月下旬、インターネットニュースで同様の詐欺被害の記事を見て気付き、署に相談して発覚した。【栗栖由喜】
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