8月29日に越前市の国道8号で起きたひき逃げ死亡事件について、警察は3日、被害者の身元と、関係した運転手が4人いることを発表しました。警察は、このうち複数の運転手にひき逃げの容疑があるとみて、書類送検する方針を固めました。
ひき逃げ事件があったのは、越前市横市町の国道8号・横市交差点です。
警察によりますと、8月29日午前1時40分頃、国道8号を北に向かって進んでいた越前市の45歳の会社員が運転する大型トラックが、横断歩道上で同市内の30代の女性をはねました。その後、その場所を通った車やトラックなど合わせて3台も女性をひきました。
警察は3日、事件に関与した運転手が4人いることを発表しました。このうち複数の運転手にひき逃げの容疑があるとみて、警察は書類送検する方針を固め、関与した運転手4人に話を聞くほか、ドライブレコーダー映像の解析や、女性の死亡につながった車両の特定など、詰めの捜査を続けています。
通行人から通報を受けて警察が到着した際、現場には「事故を起こした」という運転手2人が残っていて、1時間後には大型トラックの運転手が「事故を起こしたかもしれない」と現場に戻ってきたということです。
もう1人の運転手は、防犯カメラの映像などから判明しました。当時、歩行者信号は赤で道路信号は青だったということです。
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