9月3日、北海道上川町の大雪山国立公園内の登山道で、パトロールをしていた巡視員につきまとうクマの姿が撮影され、登山道が閉鎖されました。

 3日、大雪山国立公園内をパトロール中の巡視員が登山道でクマに遭遇しました。

 クマは人を恐れる様子はなく、3メートルほどまで接近してきます。

 巡視員はクマスプレーを構えながら正面を向きながら後退しますが、クマは時おり小走りするなどして、約100メートルほど巡視員をつけてきたということです。

 クマはその後、藪の中へ走り去りました。

 このクマの出没で、「高原温泉沼めぐり登山コース内」の登山道は閉鎖となりました。


 高原温泉沼めぐりコースの巡視をするヒグマ情報センターによると、数日間は、巡視員を含めて登山道への立ち入りは行わず、その後、登山道の状況を確認し、今後の対応を検討するということです。

 ヒグマ情報センターのSNSなどで、随時状況を発信するので、登山される方は、事前に確認してほしいということです。

 (映像提供:高原温泉ヒグマ情報センター)

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