福岡県太宰府市は6日も35℃超え猛暑日となり、前日に続き全国最多の記録を更新しました。

ジリジリと照りつける強い日差しー

◆記者リポート
「午後2時すぎの太宰府天満宮の参道です。照りつける日差しで、立っているだけで汗が噴き出してきます。9月に入りましたが、まだまだ真夏の暑さです」

この夏、連日猛暑日を記録していた太宰府市。

6日も午前中から気温がグングンと上がり、日中の最高気温は午後1時前に36℃を観測しました。

これで年間の猛暑日は合わせて48日となり、5日に引き続き、国内の最多日数の記録を更新しました。

◆観光客
「きょう東京から来ている。びっくりするくらい暑くて、汗が止まらなくて大変です」

◆観光客
「刺さるような暑さ。日傘が必須ですね。日傘とハンディファンがないといけない」

「日本で一番暑いまち」として連日ニュースで取り上げられている太宰府市。

その「記録更新」の現場となっているのがー

◆記者リポート
「太宰府天満宮から車で20分ほど来たところなんですが、ありましたね、こちらが日本一暑い観測所です」

住宅街の中にあったのは福岡管区気象台の「太宰府地域気象観測所」。

まわりを囲む二重のフェンスの先に設置されている「温度計」が、この夏の太宰府の猛暑日を記録し続けてきました。

このいわば“日本一のホットスポット”の向かいに住んでいる77歳の男性に、この夏の猛暑について話を聞いてみると…。

Q.ここに何年くらい住んでいる?
◆男性
「50年近く住んでいる」

Q.今年の暑さは?
◆男性
「もう特別。去年も暑かったが今年ほどじゃない。冷房を24時間つけとかないといけない」

男性は今年初めて「24時間の冷房態勢」を強いられていて、「耐えるしかない」と話していました。

厳しい残暑は9日の週の前半まで続く予想で、太宰府市の猛暑日記録の更新が続く可能性があります。

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