乗鞍岳(標高3026m)の登山口の畳平(岐阜県高山市)で7日、御嶽山噴火災害の遺族などで作る会が安全登山を呼びかけました。
PRをしたのは「山びこの会」のメンバーで標語入りのキーホルダーを山頂へ向かう登山者に手渡し、ヘルメットの着用などを呼びかけました。
会では噴火のあった9月27日の直前の1か月間を「火山の安全登山月間」として活動していて、登山者への呼びかけは今年で4年目です。
山頂近くまで車道が伸びる乗鞍岳は「最も手軽に登れる3000メートル峰」として人気の山ですが、御嶽山や焼岳と並ぶ国の常時観測対象の活火山です。
登山者:
「注意してもいつ起きるかわからないので事前の情報収集をきちんとしようと思っています」
「山びこの会」シャーロック英子さん:
「こういう小さな草の根の運動を続けて安全登山が実現されるように毎年続けていきたいと思います」
山びこの会では噴火から10年を迎える9月27日にも御嶽山の登山口で呼びかけを行うことにしています。
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