パリ・パラリンピックが間もなく閉幕します。100年ぶりとなった五輪の開催以降、祝祭に沸いたパリの街や市民の姿を描いた5つの記事をお届けします。(内容や肩書などは掲載当時のものです)

パリ、地下鉄1回630円 五輪観戦客「できるだけ歩く」


駅構内に掲げられた競技会場のイラスト(7月、パリ)=共同
パリ五輪・パラリンピックには国外からも多くの観戦客が訪れました。連日の熱戦で競技場や街はにぎわう一方、出費に悩む声も少なくありませんでした。…記事を読む

パリ五輪、祭典の裏で追われる移民 テント村撤去に抗議


パリ五輪に反対する市民団体が集まった抗議集会(7月、パリ)=AP
祭典の裏で、路上生活する移民らが居場所の確保を求めていました。支援団体によると開催前の約1年間に1万人以上がパリや郊外から退去を強いられたそうです。…記事を読む

美食の国のパリ五輪、環境配慮で野菜多用 選手に不評も


競技会場で余った食材は低所得者向けのレストランに寄付している(7月、パリ)
パリ大会組織委員会は、選手や観客に提供する「食」の面でも環境配慮を強調しました。温暖化ガスの排出を抑えるため野菜中心のメニューを増やすなど工夫を凝らしましたが、選手からは「おいしくない」との声もあがりました。…記事を読む

パリ五輪、熱気はパラへ 人気の大会マスコットも義足に


公式ショップには多くの客が訪れた(8月、パリ)
大会のマスコットは自由を象徴する帽子を模した「フリージュ」。パラリンピックのマスコットを義足姿とした以外は五輪と色や形をそろえています。五輪とパラの一体性を重視するパリ大会組織委員会の意向を反映しています。…記事を読む

パリで遅れるバリアフリー、地下鉄駅は9% 改修難しく


パリ大会の開催にあたり市はバス乗降時の段差解消を進めた(8月)
パラリンピックの開催が決まった後も、パリ市のバリアフリー化は進みませんでした。車いす利用に対応する地下鉄駅は全線の9%どまり。同市はシャトルバスの整備などの代替案に力を入れ、地元の民間企業も対策に乗り出しました。…記事を読む

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